A、メイドカフェが風俗営業にあたるかどうかは、営業として客に接待しているかどうかが重要なポイントです。
従業員が客と積極的に(注文のやりとりではなく)話をしたり、食べ物を客の口元に運んだり、一緒に歌をうたったりすることは風営法における「接待」にあたるサービスですので、風俗営業の中の「社交飲食店」になってしまうのです。
いろいろなメイドカフェがあると思いますが、客が飲食提供に必要な範囲を超えた接待サービスを期待して入店するのであれば、その店は「接待」営業であると考えてよいのではないでしょうか。
なお、社交飲食店営業を行う店には、18歳未満の客を立ち入らせてはならないことになっていますし、18歳未満の従業員に接待をさせても違法です。
しかも夜12時以降は特定の繁華街を除いて営業してはならないことになっています。
これらの風営法のルールを守って営業できるのであれば、風俗営業許可をとれば安心してメイドカフェ営業ができる、ということです。