管理者が行う従業員の指導
管理者は風営法施行規則第38条に定められている業務を行う義務があり、風俗営業者はこれらの業務の実施について最終的な責任を負っています。
計画表作成→指導実施→指導の結果を記録→日々の指導
の手順で行ってください。
従業者指導計画
管理者は従業者に対する指導に関する計画を作成しなければなりません。
従業者には新人とその他の従業員とで指導内容が異なるはずですので、「新規採用者指導計画」と「日常業務指導年間実施計画」の2種類の計画書を作成することになります。
その内容は管理者の自主性に任されていますが、ホールにおける法令遵守を実現するために必要な頻度と内容でなければなりません。
従業者指導の実施
指導計画に基づいて指導を行わなければなりません。管理者自らが行い、その成果を把握する必要があります。一般的な方法として、定期的に研修を行い、疑問に答え、理解が足りない従業員に対して実地に指導することが想定されます。
指導に関する記録
指導の日時、場所、対象者の氏名、指導事項等を簡潔に記載します。
意味のある指導を
管理者として法令上の指導を行うことは風営法が求める義務ですが、これを怠っても罰則はありません。
しかし、法令の理解はホール内での様々のトラブルを未然に防ぎ、従業員の資質を高めることになります。どうせやるなら形式にこだわらず、柔軟で意味のある指導を実施しましょう。
~ 上記の書式とサンプルを統合したものです。
この情報は、株式会社のぞみ総研「法務コンシェルジュサービス」の契約者様に向けて掲載されております。
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